技術の追及 - 癒しタイ夢（癒しタイム）- 札幌出張マッサージ

どの仕事でもそうですが、プロなら「やりゃあいい」ってもんじゃないです。「的確なポイント」に「的確な力加減」で「的確な角度」も大切です。
対症療法も必要ですが、それ以前にクライアントの状態を診てどの部分がその症状を引き起こしてるのかの診立てが大事だと思うし、元から改善に導いてあげられると思います。対症療法だけだとその場は治まりますが、またすぐに悪い状態に戻ってしまいます。何も考えずにクライアントの体に触れれば、その症状を改善させられない事が多いと思います。自分もまだまだ半人前で、日々反省と追及を繰り返してます。

足圧（足を使っての施術）の１級資格を取得して３年、まだまだ青い自分ですが、最初のころは成績優秀で卒業し、ちょっと鼻を高くしてました笑
施術は楽しい反面、いろいろな人を施術していくにつれ難しさも増してきます。そして、細かな色々なことに気づき、方向修正をして成長します。半面、我流も入ってきます…。だから、定期的に基本技術の見直しとして、先輩に技術を見てもらったり練習会に参加します。そこで不要な部分をリセットして初心に立ち返ることはとても大事です。

師

効果を求めて「効かせよう」と力むことで圧の強すぎる施術になってしまったりということもあります。そんなことをリセットしてくれるのが協会で行われている定期練習会です。そこで、尊敬している先輩と比較して「自分はまだまだだな」と悟ります。そして「早くこの人に追いつきたい」と改めて思います。自分には尊敬し、師と仰ぐ人が３人居ます。直の師匠、そして協会の代表の先生、もう一人は、繊細な施術をする同じ道内の男性施術者の大先輩です。最近はコロナの影響もあり、なかなか挨拶に行けていませんが。

施術で気を付けてる事

いろいろな施術を学んでも、最終的にはタイ古式の「体の使い方」「力の加え方」、「力加減」、「リズム」がいかに大事かということにも気づかされます。僕は技は違えど、タイ古式が原点だと数年前に改めて気づかされました。タイ古式を身につければいろんな技への応用ができると思います。
日本に住んでいると日々の忙しさから体感的な時間の流れが速いですね。その中でリラックスするためにも、敢えて「ユッタリとしたリズムで優しくしっかりアプローチする」ことが大事だと思います。セラピストの道を歩みだしたばかりの時は右も左もわからず、どの人にも同じ力加減で同じ施術をしてたかもしれません。当然のことです。でも、少し「気づき」が出てきたら、それらが一辺倒じゃないことが分かります。実証と虚証も忘れてはいけないですね。体格の良いクライアントと細身の虚証タイプのクライアントさんではアプローチが変わってきます。か細い線の女性に対し、ガツンガツン施術しても「もうやめて！」となります笑
逆に体格の大きい人も実証タイプなので圧をかけられないとまったく効きません。
　また、ただの揉み屋でいいのか？ということも考え始めました。心地よい施術だけじゃなく、効果を出さないな施術者はこれから先は淘汰されるんじゃないかと思います。ただ施術するだけの器用な人が居てもいいし、通常のリラクゼーションはそれでいいと思います。が、どうせならその先を目指したいですね。もう物足りないのです。それには解剖の知識は不可欠です。

共に働きたい人

施術は楽しいけど奥が深いです。一人でやるならいいんですが、チームで働くなら「常に考えて仕事をする人」と一緒に働きたいですね。特に女性のクライアントは男性とはまた違い、とても繊細です。子供を産む器官を備えている分、骨盤の中は男性に比べて密集していて複雑なので、男性より浮腫みが生じやすいのです。腰や首など危険な部位もあるわけで、何も考えてない人は危険すぎます。配慮の欠けてる人とは働きたくないです。どうせなら、クライアントに気を配れて、考えながら仕事する人が良いです。人の体はモノではないので難しいです。でも、成果が出せた時にはひとしお嬉しく楽しいものです。僕が思う店は、リラクゼーションチームの他に、知識も備えた治療もできるチームを作っていきたいです。

巧い人と関わりたい

下手な施術もよっぽどじゃなければ受けても効果はあると思うので有りですが、出来れば巧い人と関わりたいと思います。
たまには自分の体にもメンテナンスをと思い、勉強も兼ね、ネット検索でお店を探してお忍びで受けに行ったりしてます。
先日、ネット検索で見つけた女性がやってる個人店に行ってみました。着くと、バリバリ仕事の出来そうな女性で期待感が膨らみました。
ところが、押し方が”痛い””ポイントがズレずれ・・・””筋肉の事を分かってない”というか、指先の爪の部分で押してきます！　ありえん話でした。時間を30分ほどサービスしてくれたんですが、ほんとは早く終わって欲しかった…。
料金の問題じゃなくて、癒されに行ったんですが嫌な思いをして帰ってきました。
愚痴になってしまいました笑

色んな施術者が居ますが、まだ「ほんとにうまい！」と、唸らせてくれる人は札幌では１人しか会ったことありません。
キャリアや資格や肩書を並べられても、自分は実際に受けてみないと信じません。

金を取る以上は、素人同然な身分のくせにハッタリで営まないでもらいたいですね。
特に男性セラピストによる女性用マッサージに多いらしいですね…。

リラクゼーション界にも、ドラゴンボールじゃないですが、天下一武道会みたいなのがあったら面白いでしょうね笑
八百長が無いように「ランダムで選ばれたモデルを何の前情報もなく、その場で見立てて施術」して結果を出すって面白いと思います。

体調管理

ところで、もう１１月に入ってしまいました。あっという間に１年が過ぎ去ろうとしてます。新型コロナウイルス感染症のまん延で、僕だけではなく多くの人がここ最近を振り返ると、「コロナ」に振り回されてたんじゃないでしょうか。ワクチンも２回接種出来ても、抗体検査をしていないのでブレイクスルー感染の恐れもあり安心はできず、それでも２年間のこの騒ぎの中、だいぶ慣れも出ていて気を許しているところ大きいのかもしれません。マスクの着用と手洗いに気を付けていても、免疫力が下がっていれば普通の風邪もひきます。まさに今の自分がそうで、数日前から喉の調子が悪く、耳鼻咽喉科にかかったところ扁桃炎でした。コロナではなかったですが…不覚でした💦
今の時期、病院もしっかりしていて、最初にコロナ検査もしてくれます。なので、普段より大幅に時間がかかりました。診察が終わって薬が出るまで２時間半。
みなさんも気を抜かず、部屋の湿度を保ってうがいもしっかりしましょう。因みに自分の体調はもうほぼ全快です。
そうそう、抗体検査ですが、もっと容易に手軽に出来るといいのにと思います。